2008年2月6日水曜日

自覚するということ

ある本を読んでから、気をつけていることがある。
それば「自覚する」ということ。
自分は何者であるかをしっかり自分の中でもつ。
これがなくなると身の回りのイロイロなことがどうでもよくなっちゃう。
逆に自覚することで身の回りのイロイロを少しでも良くしようと頭が動く。

今は大まかに言うと以下の事を自覚するようにしている。

・会社員であること
・夫であること
・親であること
・ホビーレーサーであること

これらを自覚するだけでいろんなことがいい方向に回る。

例えば「ホビーレーサー」であることを例にとると・・・。
ホビーレーサーはホビーなりに単なるサイクリストではなくレーサーであるから、今より速くなるためにはどうすればいいかという事を考えなくてはならない。
速くなるためには練習をしなくてはいけないし、体重も気をつけなければいけない。いろんな意味で我慢しなくてはいけないことがたくさんある。
なんとなく練習サボりたい・・・なんてのはしょっちゅう考えることだけれども、その時に自分は「ホビーレーサーだ」と考えることで、さっきまで重かった腰がスッと上がる。
仮に「ホビーだからこの程度の練習でいいや」と思っちゃうのなら、今度はもっとレベルを具体的にしてみる。

「年齢別ハンターを目指すクライマーだ」
「乗鞍で入賞を狙うクライマーだ」
「乗鞍で優勝を狙うクライマーだ」

そうやって自分がどんな人間になりたいか、なろうとしているかという事を何度も何度も頭の中で繰り返して考えることで、今の自分が一番やりたいこと、やらなくちゃいけないことが自然と整理されてくる。

これ、意外と簡単ですごく効果がありますよ。

2 件のコメント:

  1. なるほど
    ん、分かります。
    でもおれなんかの場合、自覚するのにためらっているのは逃げてるってことかな。
    ヒルクライマー?いやあそれほどのもんでもないし・・・・
    歌人?恥かしくってそんな・・・・
    恥かしくてもおこがましくても自覚することで切り開いてゆけるものは確かにあるかも。

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  2. 気楽に・・・
    野州さん>
    そんなに気負うことは無いと思うんですよ。
    単に無駄な時間をもっと自分が本当にやりたいことに振り分けると言うだけのことです。
    別に、立派な○○になる必要は無いんですよ。
    ただ、目的も無く過ごしてしまう時間を有意義に使うことで、自分の可能性は思ったより大きくなると思ってます。
    そんな理解で、やってみてます。

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