2011年12月10日土曜日

プラズマエッジ・tramac仕様 ep6 (DF-02)

※宿泊を伴う出張中でラジコンいじれないため妄想中。

定常旋回からほんのちょっとスピードを上げただけで旋回半径が大きくなってしまうプラズマエッジですが、サスペンション関連の情報をいろいろと調べて頭の中を整理中です。

調べたところによると、重心が後ろだとオーバーステア傾向になるはずなのにそうならないのはなぜだろうと。

旋回中の車の姿勢を見ているとスピードが上がると加速中じゃないのにフロント側が浮き上がっているように見えます。この辺にヒントがありそうです。

車体がロールした時に外側のサスペンションが縮みますが、前後のサスペンションの縮む量はどうやって決まるか?

車体の重心の位置も大きな要因ですが、それ以外にロール軸の傾きという要素もありそうです。

ロール軸というのはフロントとリアのロール剛性の差という感じのようですが、ではそのロール剛性ってなんだと。

そもそも、ロールという言葉自体も少し認識が間違っていたように思いはじめました。


例えば「車高が上がるとロールしやすくなるか?」

ロールセンターとかロール剛性というところでいうと、ダブルウィシュボーン式の場合、車高が上がるとロールしにくくなるようです。

でも、車高が上がると重心が上がって車体は傾きやすくなるんじゃない?という疑問が出るわけです。

で、ロールって言うのはあくまでタイヤを除いた車体の傾きに関する言葉であって、内側のタイヤが持ち上がり易いかどうかということではないと。

例えば、振り子式の電車(あずさとかそういうやつ)はスピードが上がると車体はバイクの様に内側に傾きます。この動作は高さのある車体を作ったところで変わりませんが、高さが増えて重心が高くなれば、内側の車輪は浮き易くなります。

これがまさに、ロールによるタイヤを除いた車体の傾きとタイヤを含めた車体全体の傾きとの違いなのかなと。


で、リアの車高を上げると、リア側としてはロールしにくくなり、遠心力がかかった場合には、リアよりフロント側に力がかかり、サスペンションが縮む傾向になりそう。尚且つ、リアの車高を上げたことにより重心が高くなりリアの内側のタイヤが遠心力で浮き上がり易くなり、リアの限界が低くなる方向になります。

以前の記述で、リアの車高を上げても車体の重心はほんのちょっとしか前に移動しないからアンダー/オーバーには大きな影響は無いのでは無いかと書きましたが、ロール剛性という点で大きく影響がありそうというのが現時点の理解です。


この考えを軸に、今後のセッティングの方向をどうするかですが・・・

・フロントの車高を少し落とし、かつ、バネレートも下げる
・リアの車高を少し上げ、かつ、バネレートを上げる

というのが第一ステップですかね。サスのロアアーム側の取り付け位置変更では、これらのセッティングを同時に満たすことは出来ないです。取り付け位置を内側にすると、車高が上がりバネレートは下げたのと同じ効果になる。取り付け位置を外側にすると、車高が下がり、バネレートは上げたのと同じ効果になる。

やはりオプションのスプリングを購入してセッティングしてみる必要がありそうです。具体的には、ロアアーム側のダンパー取付位置をフロントを内→中にして、リアは外→中or内にして、バネをフロントをソフトに、リアは硬めにという感じですね。

ただ、フロントはロードクリアランスの関係であまり車高を下げたくないと言うのも事実。となると、第二ステップとして、アッパーアームの取りつけ位置をずらして前後のロール剛性を調整するというところまで踏み込んで行かないとだめなのかもしれないと。

そこまで行くと、だんだんプラズマエッジ・tarmac仕様の必要性とかを考えたりしちゃうのですが、まあ、サスペンションの勉強の題材という感じで、気が向いたらそこまで踏み込んでみますです。

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