2012年3月7日水曜日

とりあえずダンパーセッティング(M-05)

モーターを変えてハイスピードになったのはいいんだけど、ターンインでどうもリアの落ち着きがないM-05。シミズのタイヤで絶対的なグリップを上げることで破綻しない走りにはなったけど、タミヤタイヤではどうもイマイチ。この辺を何とかしたいというのは、前回書いたこと。

で、早速、ダンパーセッティングの見直し。

webでM-05の情報をググるといろいろとセッティングに関する情報が出てきますが、あまりハイパワーなモーターでのセッティング情報ってのが見つかりません。それでも、いろいろと調べているうちにハイパワーになってターンインで巻く原因というのが少し見えてきました。

それは、ロールスピードじゃないかと。

重心がTT-01よりも高いM-05は、ハイスピードからのターンインで一気に外側のタイヤに荷重がかかり、内側がうき気味になる。これをダンバーの硬さを硬くすることで、ゆっくり外側にロールするようにする。結果、内側のタイヤが一気に浮き上がらなくなることで、スパーンとリアがスライドする挙動を抑える。

自分のマシンにこれが効果的かどうかわからないけど、とりあえずこの方向でダンパーを組み直し。今までピストンが3穴だったものを前後とも2穴に。オイルはF→500 R→600だったものをF→500、R→700に。フロントもオイルは同じでも穴が少なくなっているので硬くなっている。

さて、これで走りがかわるのか・・・。早く効果を確認したい。



重心とダンパーの硬さの関係で、ふと思い出したことがある。

Z雲さんのポルシェの助手席に載せてもらったときに、すごく足まわりがしなやかなことに感動した。路面からの突き上げなんか全然無いのに地面にはりつくように走る。これはつまり重心が低くロールセンターも高い作りだからなんじゃないかと。

これに比べて、所詮乗用車をハイパワーにしてスポーティーな味付けにした自分のインプレッサは、ロールを抑えるためにバネは固めだしダンパーも固めだし。おかげで路面の凹凸は拾うし、ダンパーのマウント等のゴム部品がそれに比較して柔らかいために変なピッチングがあるし。

基本的にスポーツカーとして生まれたものとそうでないものは、根本的に違うものだと感じた。


そんなわけで、TT-01ではCVAダンパーの1穴400番で組んだのに安定して走るのにM-05でもっと硬いダンパーにしなくてはならないのは、シャーシの基本性能の違いがあるので、それなりのセッティングをしないといけないのかなと。

あ、でも、TT-01にインプレッサボディでリアがズリズリだったあれも、ダンパーオイルをもっと硬めにしてみる事で改善したのかもしれないなーと思ったり。

いや、ホント、セッティングって奥深い。そしてそれが今は最高に面白い(・∀・)

ますますどっぷりです。ヤバイ。

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