2013年5月21日火曜日

ギアデフ再び(M-05)

ここのところ、ボールデフでやって来ましたが、ちょっとギアデフをやり直してみようと。
ベベルギア大の両サイドにシムを追加して重くすると、なんかゴリゴリするのでイマイチだなぁと思っていたんです。
ギアの精度が悪いからそういうもんだろ・・・くらいにしか思っていなかったのですが、原因を追求しないで決め付けるなんて、技術者として恥ずかしいだろうと(w
いろいろと試行錯誤した結果、ベベルギア大の内側に薄い5mm穴のシムを入れるとゴリゴリが無くなりました。おそらくベベルギア大が内側によることに寄って、ベベルギア小とのバックラッシュがなくなり、ゴリゴリしていたんだろうと。
これでなめらかに重さの調整できるギアデフになりました(・∀・)
シャーシに重さを調整できるように穴もあけたし、これでいい具合の重さをさぐれそうです。
ちなみに、重デフにはいろいろとありますが、シムによる重デフはイニシャルトルクのみ調整可能で、滑りだしても重さは変わらないと思われます。
それに対して、オイル封入式のギアデフは左右の差動が大きくなればなるほど、重さが大きくなると思われ、そっちのほうが理想的なLSDなのかなとか思ったりしてます。オイル封入式とシムを併用することで、イニシャルトルクも調整できそうですし。
ボールデフは、イニシャルトルクはネジの締め付け具合で調整できますが、LSD効果は両輪にかかるトルクが大きくなるほど大きくなり、その点では理想的なんですけど、インリフトしてトルクが抜けるとイニシャルトルク分の効果しかなくなってしまう。
ボールデフとシムによる重デフは、ボールデフの方がターンインでギアにトルクがかかっていないときにスムースに動くという意味で、有利なのかなと思ってます。が、Mシャーシの場合、ターンインでノーズが入り過ぎると、リアがブレークしやすいなんてこともあるので、必ずしもベストではないのかなと。
デフの特徴をどのように走りに活かすのか・・・まだ答えは出てませんですけど、 ターンインのクイックさをデフの重さで調整しつつ、立ち上がりのトラクションも期待できそうなシムによる重デフでしばらくやってます。
ところで、しばらくM03はスーパーサブとして待機状態にして、M05を頑張ってみようかなとか思ってます。
ガンベェに勝つには・・・なんてことばかり考えてM05よりM03がいいのかなとか思ってたりしましたが、なんて言うか「素質の違う奴に勝ちたい」と思ってばかりいると楽しくなくなるのは自転車と一緒かなとか思ったりして、「M05はM05。これが出せるベストを追うことで結果的にガンベェに近づけばいい」ってくらいでやってみようと。現に、自分のM03やM05よりめちゃくちゃ速いM05はゴマンといるわけで。
と、変な精神論を持ちだしてますが、前回、思いのほか良く走って、M05が楽しくなっているだけだったりしますです。ボンネットの低いボディものりますしね。

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