というわけで、今日はラジコンにも行かず(もちろん自転車にも乗らず)、インプレッサの整備をしました。
facebookの方を読んでくれている方には重複するのですが、こちらでは写真をたくさん交えて、より詳細な報告(話したいだけ)をしたいと思いますwww
症状としては、フル加速時に5000回転くらいでエンジンが息つぎをします。2速全開とかなら、少しガクガクしてそのまま吹け上がるのですが、高速で軽井沢の近くの上りを走っているときなんかは、吹け上がるのに時間がかかるので、ガクガクして加速出来なかったりすることがありました。
また、しばしばチェックエンジンランプが点灯していて、かれこれ何年もだましだまし乗って来ました。ディーラーでエラーコードをチェックしてもらうと、ノックセンサー異常とISCバルブの異常とのこと。
ISCバルブはアイドリングの調整のためのもの(こちらは別の問題があります)で、今回はターゲットではありません。はい。
ネットでグーグル先生にいろいろと相談していると、インプレッサの点火系のトラブルで5000回転付近での息つぎが発生することがあるとか。ただ、その事例はダイレクトイグニッションのコイルからのリークだとか。
自分のインプレッサは後期型なのでダイレクトイグニッションじゃないのですが、点火系といえばプラグ・・・そうだ、プラグ交換は新車購入後一度もしていないぞ。ということでいろいろとプラグのことを調べると、白金プラグといえども5万キロも走ればかなり先が減ってくるとか。
そんなわけで、12万キロも走っている自分の車はもっとひどいだろうということで、仮にこれで不具合が治らなくてもいいかなと、プラグ交換に踏み切りました(大げさ)。
というわけで、イキナリですが交換したプラグ!!!
手前2本は全く尖った所がなくなっちゃってます。こんなのでも走れているのが不思議・・・。焼け具合はこんがりきつね色でいい感じ。
違う角度からの写真。先っぽ真っ平ら(笑)。
で、ここからは交換の雰囲気を感じてもらおうと、いくつか写真を貼っときます。
水平対向のプラグはエンジンの横から外します・・・って全然見えません(T_T)
反対側も普通じゃ見えません
向かって右側は、バッテリーとウォッシャー液のタンクを外してこの状態に。なんとかプラグコードが見えますが、手で引っ張っても簡単に抜けずに苦労しました。棒をテコの原理でつかって、なんとか抜けました。
で、グーグル先生が教えてくれた、プラグレンチの先に75mmのエクステンション。この情報がなかったら、多分交換無理だったかも。丁度エンジンのヘッドのところに先っぽが出てきます。これ以上長いとフレームにあたって工具が入りません。
反対側はエアクリーナーのボックスを外してこの状態に。エアクリーナーのボックスに接続されているパイプがかなりしぶとくて、HPをかなり消耗。残念ながら、薬草もホイミもベホマも使えないので、ヘトヘトになりながら進みますwww
ちなみに、こちら側はヘッドの辺りにオイルの滲みが・・・。カバーの上からたれてきているようにみえるので、ブローバイガスのパイプ?がついている辺りからもれてるのかな・・・。とりあえず、見なかったことに。
純粋にプラグ交換する作業は、工具が入りにくいこと以外は普通のエンジンとかわりませんです。ただ、アルミヘッドのエンジンなので締めすぎに注意とのことで、おそるおそる締めました。バッテリーがある側は少しゆるかったかも・・・。
さて、次はノックセンサー交換。イキナリですがインタークーラー外しました。簡単に外れたものがポンとおいてありますが、ここで更にHPを消耗。諦めたいくらいな感じ・・・。写真左下のパイプがタービンに接続されているのですが、こいつがうまく抜けなくて、インタークーラー本体がなかなか取り外せませんでした。
インタークーラー外したところ。なんかもう引き返せない感が漂ってますwww
そしてなんとかノックセンサーを取り外します。かなーりおくの方にあるので、本体は鳥目の老眼にははっきりと確認できませんです(涙)。かすかに見えるネジの頭にボックスを合わせて外しました。
そして、そんなところに同じ物を取り付けなくてはいけません。が、こちらは事前に得た情報よりは楽でした。というのも、この写真のようにボックスにビニールテープを貼りつけて、ノックセンサー固定用のボルトを差し込んで固定します。これをセンサーの穴に通してセンサーの位置を正しい位置に誘導しつつ、ネジ穴にうまく先っぽを指しますです。ただ、ボックスが微妙に斜めになっているので、無理な力でねじ込まず、やさしく挿入してあげることが大事(なんかえろい)。
取り付け後の写真。全くセンサーが見えないでしょ(笑)。コネクタや外したネジを取り付けたことをしっかり確認してからインタークーラーの取り付けに入ります。ネジを付け忘れると、インタークーラーとの死闘がもう一度楽しめます(爆)
何事もなかったかのように収まったインタークーラー。ふー。中央やや下に見えるタービンと接続されているパイプが超難関。今日のボスキャラでした。ふー。手ではどうにも入らなくて、パイプがL字に曲がった先の蛇腹の部分に紐を引っ掛けて引っ張りつつ、大きめのメガネをインタークーラーからインマニのところにあるゴムパイプのあたりに突っ込んで、テコの原理で手前側に力を加えてなんとかなりました。この方法を編み出すまでに手でグリグリと戦ったので、残りHPはほぼゼロでした。
この後、取り外した補機類をなんとか取り付けました。多少面倒でしたがボスキャラに比べたら楽勝。人間、短期間に成長するものです。
その後、エンジンをかけるとちょいと最初かかりにくかったりしましたが、無事に始動。あー、大したことしてないけど無事に動いて感動。そしてなんなのこの達成感!
で、肝心の症状の方ですが・・・数回のフル加速で一度も息つぎは今の所発生していません!!! もしかして完治したのかなー。チェックエンジンランプも今の所ついていません。
作業中、一応、バッテリーは外しておいたのですが、あまり長い時間ではないのでまた後でバッテリー外してコンピューターをリセットかけたほうがいいのかなー。
そうそう、最初にちょっと書いたアイドリングの問題なんですが、一時停止したときときにエンジンも停止しちゃうというおちゃめな状態だったのですが、プラグ交換でアイドリングが安定したせいか、今の所、止まるような感じはなくなりました。
今までは減速中にクラッチを切った瞬間に、エンジン回転がすすすっと下がってそのままとまるか止まる寸前で通常の回転に戻って来るような状態でしたが、今はメーターをみてると、すーっと通常の回転まで落ちてそこでとまるか、500回転くらいまで下がってすぐに戻ってくる感じ。
といっても、ディーラーでエラーコードを見てもらったときにはISCバルブのエラーもでていたので、あまりいい状態ではないのは確か。ただ、ISCバルブは価格が高いのでしばらくようすみ。
ちなみに、ISCバルブはドライバー1本で簡単に交換できるので、症状が改善されないようであればディーラーに部品を頼んで自分で交換してみよう。うん。
・・・エンジン不調&もうすぐ車検とかで車の買い替えをとか思っていましたが、またこれで愛着が湧いてしまいました。今日、これから中古車を見に行こうかと思ってましたが、やめとこうかな(^^ゞ