スプールにしてドアンダーになったTT01ですが、スクラブ半径の影響ではないかと仮説を立てました。が・・・
トレッドが同じでスクラブ半径をいろいろと変えた場合にステアリングを30度きった時の外側と内側のタイヤが通る軌跡の距離を計算してみました。
が、スクラブ半径が5mm程度の差だと、軌跡の距離は1.3mm程度しか変わらない計算となりました。トレッドに対して1%弱のこの差がどれほど影響があるのかわかりませんが、そんなに影響は大きくないのではないかとおもいます。
それよりも、トレッド幅を素直に縮めた方が影響が大きそうです。なので、エボ足でスクラブ半径を変更するより、まずはロングアクスルで10mmハブをつけているところを6mmハブに戻してみるところからやってみます。
それともう一つ。
現在、フロントのトー角はアウトで2度弱(目測です(^^ゞ)ですが、これをゼロ付近まで戻してみます。
トー角がゼロ~インに向くと、自分の感覚では車がステアリングに対して非常にクイックに動くようになったり、立ち巻きが発生したり、コーナーリング中にフロントが詰まる(前荷重になりやすい)感じがします。
なので、曲がりが足りない現在の車では、トー角をイン方向に調整していくことでもっと曲がるのではないかと。
後は、フロントスプリングをもう少し柔らかくというのもありますが、あまり柔らかくするとS字の切替しでの反応が犠牲になりそうですので、こちらはコース全体でのバランスを見ながらですね。
現状のモーターパワーでは、スプールの方が安定して走らせられることもあり、スプールでのセッティングも少し煮詰めてみたいです。
それに加えて、もう少しパワーのないモーターでも気持ち良く曲がれるセッティングというのも探っておきたいと思いますです。
スプール
返信削除スプールでアンダーになる理由は
回転差を吸収出来ないため、
外タイヤはより多く回され、
内タイヤはより少なく回されようとします。
縦方向にグリップを奪われ、
横方向のグリップが不足するからです。
それでもスプールを使う理由は安定したブレーキングと立ち上げりの良さからです。
志自岐さん>
返信削除コメントありがとうございます。
そうですよねー、回転差を吸収できないとこんなにもアンダーなんだと改めて実感しました。
しかし、webでいろいろ検索していると、ハイエンドマシンではあまりドアンダーになったという情報は見つからないのですが、TT01ではボチボチ見つかるので、TT01はスプールにするとドアンダーになりやすい弱点があるのかなと思っていろいろと考えて見ました。
が、今は、スプールが必要な速度域のレースに出るような人はTT01を使っていないだけなんじゃないかと思うようになりました(^^ゞ
個人的にはドアンダーな操作感はイージーで安定して走らせやすいので、気に入っています。
4000kvで今のコースではブレーキを使うようなシチュエーションは有りませんが、それでもメリットを感じる速度域ですので、暫くこれでやってみます。
ただ、セッティングの幅として、ギアデフやワンウェイも経験を積んでおきたいですねー。
実はスーパーエキスパートのドライブでも
返信削除コーナリングスピードは遅いのです。
スプールでも曲がれるまで速度を落としているという事ですね。
それでもまだメリットが大きいということでしょう。