重デフしたときのあの挙動・・・もしかして、ステアリングのガタに起因するんじゃないかと思ってきました。
直進時、ステアリングを少し操作しても車が反応せず、少し曲がり始めると一気にスピンモードになるあの挙動。仮にステアリングまわりの遊びがある状態を想像すると、ピタッと当てはまりそうなんです。
パワーをかけている状態で車が直進しているときに、ステアリングを軽く切り始めると、重デフの場合には、左右の回転差を吸収する動きに制限をかけているため、タイヤを直進に押戻す力が働くと思われます。
更にステアリングを切っていくと、イン側が微妙に滑ることで回転差を吸収し車が曲がり始めますが、曲がり始めた車の荷重はどんどん外側に移り、内側の荷重はどんどん減ります。その結果、内側の推進力に対して外側のタイヤの推進力が強くなると考えられます。
すると、FF車の場合、駆動が前輪ですから、スクラブ半径がゼロでない(しかもかなり大きい)ラジコンの構造上、外側のタイヤが前に出る・・・すなわちステアリングが切れる方向に力が加わることになります。
すると、ステアリングまわりの遊び分、一気にタイヤが内側を向くことになり、これをきっかけに車が内側に向かって回転モードに入ってしまうのでは無いかと。
仮に、デフがスルスルの場合、ステアリングの切り始めでもデフの効果で左右の回転差を吸収してくれるので、タイヤを直進に押戻す力が働かず、切り始めから素直に車が向きを変えてくれるため、スピンモードに陥るような急激なモードに陥らないのでは無いかと。
うめさんのがんべぇはデフが超重デフなのに、自分のM05のようにならないのは、実はステアリング周りのガタが非常に少ないのではないか・・・と。どうでしょう>うめさん?
実は、Wさんのガンベェは、ガンベェなのに直線が安定して走れません。しかもデフはうめさんより全然重くないんです。さらに、以前は特に問題なさそうに走らせていましたし、そこからセッティングを変えたという話も聞いていません。
この仮定が正しいとするなら、重デフに再度チャレンジする必要がありそうです。重心がガンベェよりリアによっていて、立ち上がりのトラクションがかなり不利なM05の立ち上がり加速を少しでも高めるためには、重デフは魅力的ではあります。
というわけで、ちょっと光が見えてきたような気がします。
スルスルデフのターンインのスムースさもなんとなく魅力的なので、まずは、このままやって見て、どうしても立ち上がりでガンベェについていけないようであれば、ちょいと試して見たいなと。
いやー、ちょっとワクワクしてきましたよ。M05、まだ捨てなくて済みそうです。
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